Free Style

何の枠組みにも捉われず自由に綴っていきます

2011年3月11日あの日の記憶

 

あの日から、もう5年も経つのですね。今でも、つい最近の事のように思います。311が近づく度に、TVでは関連の番組が流れていました。私はそこまでの被害には遭ってないけど、同じ日本国民が大変な事になっているのを見るのは、自分の事のように辛いです。映像を見たり、現地の人の話を聞いているだけでも涙が止まりませんでした。

私はその時は、ショッピングセンターで販売の仕事をしていました。ちょうど休憩時間に入って居た時で、休憩室で多くの従業員が休憩している最中でした。少し揺れたかな?と思ったら、その後に大きい地震がありました。天井が高く、ショッピングセンターの3階だったので、けっこう大きく揺れました。電機が長い蛍光灯だったので、大きく横揺れしていたのは、今思い出しても恐怖でしかありませんでした。

震源地はどこだろう?そう思っていたら、お昼の番組がいきなりニュース番組に変わりました。その報道で、今日本で何が起きているのか?知ったのです。今まで談笑していた休憩室が、一瞬で凍り付くような感覚でした。東海地区は、そこまでの震度がなかったにせよ、頭を押さえて、机に隠れる事しか出来ませんでした。

それから、節電対策として、センター内の電気がしばらくは暗いままで過ごす日々が始まりました。そして店頭では、募金BOXが設置され、お客様へ呼びかける運動も始まります。私は「自分が出来るだけの事はやろう」と心に誓い、来店、接客した全ての方へ募金への呼びかけをしました。

そんな中、田舎が宮城県のお客様がいらっしゃって、現地の様子を直接聞くことが出来ました。お客様のお話を聞く事で、お客様の気持ちが少しでも和らいだらいいなぁという想いで、聞き役に回りました。

お客様から「ここでは買えないけどごめんね。故郷に戻った時に、少しでも現地の売上に貢献したいから」と言われ、その言葉に切なる想いを感じた事を覚えています。私は「気にしないで下さい。お客様自身が買いたい所で、買って下さい。現地で買って貢献してあげて下さい」と返しました。

そんなやり取りがあった事は、311が来るたびに思い出します。そして自分自身も「備えあれば憂いなし」という言葉の様に、防災グッズを備える事から始めました。今まで買ったことはありませんでしたが。

love-musicflavor0928.hatenablog.com

何が必要か?調べてはみたけど、今一分からない事が多かったので、使えるものが入っているのを一式買いました。しかもリュックになるので、持ち運びもしやすいかと思い、このタイプを選びました。

いつ起きるか分からないから「不安」は付きまとうもの。であれば、少しでも備えて「安心感」を得ようと思ったんです。そうすれば、心の安堵感は全然違うものになるはずです。現地の人の話を聞いたり、TVでも備えよう!っていう情報を聞いたので、やった方がいいなと思いました。そんな事を思いながら、今日の日を迎えました。

皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

fukko.yahoo.co.jp

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